CITTAVENETO

BASSANO

グラッパ酒の里。グラッパ山とブレンタ川で空気もアホほど新鮮

ALBERGHI

HOTEL AL CASTELLO, 19, P. Terraglio

駅の案内所スタッフのマダムが親切にも空室確認してくれたところ、通常82ユーロが朝食抜きで70ユーロとなる。Brenta川にかかる屋根付きの橋・Ponte vecchioまで徒歩5分弱。部屋は狭いものの、オーク色の上品なインテリアで申し分なくキレイ。シャワーブースもしっかりしたボックスになっている。

以前ジローラモさまの本で知り宿泊を切望していたが、想像以上にお上品で味のあるお宿であった。バッサーノ再訪の際はまた泊まりたいものである。

RISTORANTI

La Giada, Via le Deimartiri N102

前日の食あたりでカーニボンがダウンしてる中、お食事どころに迷っていたら偶然発見した中華屋Take Awayのお店。ぎっしり詰められたエビチャーハンとたっぷりのワンタンスープ、そしてチンタオビッラで8ユーロ弱とは安い。今までのどこの中華よりも好みの味だったと記憶している。若い中国人女店主?が無愛想な顔ながら人なつっこく、日本人はもれなく筆談で会話が楽しめる。結局、昼・夜と通ってしまうという。カーニボンもそのチネーゼを小鳥のようについばんでおった。

PASSEGGIATA
  • 撮影班カーニボンの病床中ひとり歩くベッキオ橋

Brenta川に架かるPonte Vecchio(ベッキオ橋)はもとより、教会や私立博物館、建造物が狭い範囲で固まっているため散策もしやすいと思われる。

ワタクシどもは寒風吹きすさぶクリスマス前に行ったが、11月後半からクリスマスまでの1ヶ月間は、今や日本でもちょこちょこお見かけする、Mercatino di Nataleなる、クリスマス商品を扱った小さな木造の屋台群が中心広場に出現していた。観光案内所にて見どころを記した立派なリーフレットをくれたので街はかなり歩きやすかったかと。

PADOVA

13世紀から続くドットーレ(学士)の街。コペルニクスも学んだそうな

ALBERGHI

HOTEL MIGNON, Via L. Belludi 22

駅から徒歩25分はかかる立地だが、チェントロ自体お宿の辺なので街を見て周る分には不便はない。アパートの一部ではなく宿として独立した建物で、レセプションの横には小さいバールも。エレベーターはなく味のある螺旋階段を利用。廊下のカーペットのくたびれ具合が古さを物語っているものの、部屋内部はいたって清潔。しかもエアコンも付いてる!Bagnoにあるタオル乾かし器が洗濯に便利。シニョーラが大変親切なのが印象的であった。

RISTORANTI

MARECHIARO TRATTORIA PIZZERIA, Via Manin Daniele 37

カーニボンの食あたりの発端とされる疑惑の店だがワタクシは普通においしく頂けたし、ちゃんとした店構えの割にパスタとビッラで8ユーロほどとOK価格。

RISTORANTE SHANGHAI, Via Marsala 6/8

今はあまり行かなくなったお馴染みチネーゼ(中華)やさん。床がガラス張りで下に泳ぐ鯉が見えるというハデな内装に、バーカウンターも中華風の門になってるところが異様な光景。小ぶりな皿で4品ほど頼み、チンタオも飲んで 一人8ユーロとは安い、安すぎる。イギリスの中華は高いのにイタリアはなぜこうもお安いのか。

FARE LA SPESA

Mercato in piazza delle Erbe, Piazza delle Erbe

青果、衣料、置物、買うのがためらわれる原色の菓子など、とにかくおびただしい数の屋台が出現!午後に入るとおもむろに撤収開始。

ちなみにスーパーでの青果物の買い方...
青果コーナーに設置されてる量りに買うものを乗せ、その青果の番号もしくは絵のボタンを押すと、値段の書かれたシールがヌルンと出てくるのでそれをビニール袋に貼ってレジにて精算。

VENEZIA

幻想的な巨大迷路。裏路地は大分むぎ焼酎のようにどこか寂しげ

ALBERGHI

HOTEL CORTINA, Via Piave 153

ヴェネツィア本土は高い・・・。というワケで、本島Santa Lucia駅手前のMestre駅にてお宿をば。

南北に走るVia Piaveを30秒ほど行った右手。手前には3つ星あたりの高級ホテルがあり、隣に中国雑貨店、そしてそのお隣に当お宿がある。経営者は中華系おっちゃんで、続々到着する客たちも中華系。「ヴェネツィアに行くなら陳さんとこ泊まりなよ~」と口コミで広がっているかのように。とにかくMestreの中でも駅近No2という立地は最高!おっちゃんも部屋をさばきたいのか最初から値引きしてきた。

PASSEGGIATA
  • パステルカラーの壁とゴンドラ、絵になりますな

★ヴェネツィア本島
観光案内所で地図を貰おうとしたら簡単なガイドとセットで2ユーロだと(フツーはタダ)。

地図なしでもサンマルコ広場・リアルト橋・鉄道駅などの主要ポイントはところどころに標識があるので、なんとかなるような。前日体調を崩しあまり徘徊できなかったが、次回はこの巨大迷路を探索しまくってみたいものだ。

★メストレ
駅からVia Piaveを直進すること15分ほどでチェントロ到着。地下にはチェーン展開しているスーパーのPamや、Coinも入った5-6階建てのショッピングビルなんぞもあり、機能的で現代的。

VERONA

ロメオ&ジュリエッタの舞台。チェントロは世界遺産に登録

ALBERGHI
  • 奥がシャワーでびしょ濡れになる問題の便器

ALBERGO TRENTO, Corso Porta Nuova, 36

駅から徒歩12分程度。イタリアの一般的な安宿と違って1階がエントランスとなっており、一見豪華に見えるが実はそうでもないとすぐ気付く。シャワーの仕切りがないため周りが濡れて迷惑な以外その他はいたってフツーで快適。真冬は暖房がマイルドすぎて夜中少し寒かったりする。

朝食はビュッフェ方式ではなく、席にあらかじめ用意されているタイプなので、食いしんボンには物足りないやも。駅・チェントロからのアクセスを考えると、とても便利なお宿のひとつと言えるだろう。

  • 清潔感がある典型的なバジェットトラベラー向けお宿

  • タンスなどのしつらえは普通にありますです

  • トイレ・風呂は部屋にないですがテレビや鏡、窓はあります

  • 朝食時間以外でも勝手にどうぞの朝食室

  • エスプレッソマシーンの使い方は伝授してくれましたぁ

BED & BREAKFAST CARMEN, Corso Porta Nuova, 93a

ポルタ・ヌオーヴァ駅から旧市街へ向かう途中の徒歩15分ほどにあり、旧市街への入り口までは徒歩5分。建物1階のインターホンでロックを解除し入れてもらう方式。

レセプションに人が駐在していないのはよくあるが、教えられたピンコードで宿内に入るも主登場まで30分以上部屋にも入れずレセプションで待ちぼうけ。「クレジットカードの機械が今ないから精算は翌朝」なハズが、翌朝も待たされ「祝日で決算できないから現金で」という顛末。しぶしぶ現金€74を支払う(トイレ・シャワー共同の2人部屋)。

個人的には二度と利用しないが、宿主の性格はほがらかで、せわしない都会生活が苦手なのんびりさん向けな宿。

RISTORANTI

BREK, Piazza Bra 20

AutogrillやCiaoなどのセルフサービスの部類だが、地元民が「そこらのリストランテよりも美味しいくらい」と評していたので潜入してみた。アンティパストからドルチェまで様々なチェックポイントを通って最後お会計のシステムは、イタ語メニューが苦手な人には目視で好きなものをピックアップできて非常にオススメ。昼メシどきのマク○ナルドのように、食ったらとっとと退散すべし的な無言の圧もなく、広めの2階席は重厚なオーク色のインテリアで自然とくつろげる感じ。小瓶ビッラとプロシュット系のアンティパスト、パスタのプリモでお一人様12ユーロほど。ゲフ。

TRATTORIA ALL'ISOLO, Piazza Isolo 5/A

倹約旅行者の指南書『Lonely Planet』(略してロンプラ先生)にて、『この店のビーゴリ(地元生パスタ)料理はどれも満足できる』と評していものの、それほど記憶に残っていないのはなぜか。アンティパストとプリモをそれぞれ一皿ずつの、ハウスワインをmezzoでお二人様合計32ユーロ。お店の看板犬がテーブルの下で終始寝ており、ケモノ愛好家としてはほのぼのする光景であった。

  • 庶民的ですこぶる居心地がいいトラットリア

  • 謎のシラス状馬肉(思ってたんと違う)

  • パスタ類は安定のお味

  • どちらが主役か分からないウサギ肉とポレンタ

前回の2009年以来8年ぶり2度目の来訪~(祝)

開店準備でワタワタしてるところを入れてくれ、前回は聞かなかった「どこからの旅人じゃ」の質問をぶつけてくるプチ愛嬌のある店主が出迎えてくれる。

ヴェネトを代表する全粒粉の太い手打ちパスタ「ビーゴリ」やもろこしの「ポレンタ」など、地元の料理が気兼ねなく味わえる店。

ヴィーノ他、アンティパスト(前菜)の千切り馬肉€7、プリモ(パスタ類)各€7、セコンドピアット(第2の皿)のポレンタ添えウサギ肉€12で計€42なり~

  • 市場の横なので眺めてるだけでも楽しい

CAFFE BARBARANI, Piazza Erbe, 14

旧市街エルベ広場のカフェ。
Viaggio2日目でもご紹介したが、広場を眺めるオープンエアーの席で直径4センチはある巨大オリーバと厚めのクリスプスも付いて、2杯分のヴィーノ3.5ユーロしか取られなかったのは驚き。
旧市街の散策に疲れたら席まで挨拶に来てくれる人懐っこいスズメさんたちと戯れ、ゆったりした時間を過ごすのもいいやも。退散時にエントランス付近のcassaまで行ってお会計。ちなみに地下のトイレもオサレでござんした。

  • 陽もとっぷり暮れた寒空の中テラス席は満員

  • 寒くてもアペロールと白ヴィーノはンマい

前回の2009年以来8年ぶり2度目の来訪その2~(祝)

以前おつまみがたんとついて白ヴィーノ2人分€3.5だったが、同じようなラインナップで今回€8.5も取られた!やはりメルカティーノ・ディ・ナターレ特別価格なのか前回が間違いだったのか・・・。また調査せねばなるまい。

PASSEGGIATA
  • 旧市街への門をくぐってアンディア~モ~!

  • ロメ男が夜這いをかけたとされる問題の現場

  • 食料品店のディスプレイはどこも見事ですなぁ

  • ヴェローナ市内をS字に走るアディジ川

  • 今では日本でも見るようになった冬の特設屋台

  • 流星群のように見える電飾が冬に合っております

駅から旧市街までバスを使うほどでもない、行動しやすいサイズの街。観光案内所がアレーナ付近にあるので順路まで書いてくれている地図を一枚貰ってから散策を開始するといいやも。ジュリエッタの夜這いバルコニーは日本人含め観光客でごった返している。

ナターレ前に行ったのでmercatino di natale(クリスマス市場)も賑やかで目に楽しい。