Viaggi

PugliaAprile 2006

ボヘ~~!!

朝。空腹によって目が覚める。旅に出ると必ず朝「温かいパンとスープを・・」と懇願する行き倒れた旅人並みに腹が減るのはミヅーラさまの七不思議だが、本日はホテルの食堂にて。パーネ、シリアル、フルーツ、ヨーグルトはもとより、何と朝っぱらからタルトなんぞもある!ラテマキアートとそれらを有難くもっさもっさしたあと、荷物をまとめてチェックアウト。実は別のお手頃なホテルを昨日押さえていたのだ。

ニューお宿にチェックインしたあと、朝っぱらから精力的にバーリの街を散策することとする。

整備されベンチなんぞも配置されてる新市街
整備されベンチなんぞも配置されてる新市街
なんの建物でしょうか。装飾が凄すぎます
なんの建物でしょうか。装飾が凄すぎます

まずはバーリ随一の目抜き通りであるカヴール通りをカッポ。お馴染みのブランド店など店が盛りだくさん。港近くに移動し、他のお国の事情も見てみましょうと、11世紀に建てられたプーリアロマネスク様式とやらのノルマン・スヴェーヴォ城を探訪。「2ユーロ払うわりには実際に潜入できるスペースは意外と少ないですねぇカーニボン」などと文句をたれながら、一応観光スポットを舐めたということで満足。

さてさて、本日のお昼は旧市街で頂きましょうかねぇ。オープンテラスのある大繁盛ピッツェリアへなだれ込みビッラを注文。毎回言ってるが、昼間っから酒が飲めるなんて旅っていいもんですなぁ。注文したピッツァは日本のデリバリピザならLサイズはあるマルゲリータ。生地が薄いためにそれほどお腹にヘビーではなく、これがビッラに合う!ピッツァ、ビッラ、カンカン照りの太陽は、夏のイタリアを楽しむ3大要素のひとつか?!

忙しく動き回るカメリエーレに声をかけられず、10分ほど注文できないメリケン軍団を観察しつつ、食後のひと時をゆっくり過ごす。あ、ようやく注文できたようでございますねメリケン軍団・・・。

と、ここで街はお約束のシエスタタイムに突入~。街をそぞろ歩いていると、昨日の『レッドブルおやじ』に遭遇!

あいや、レッドブルおやじのことをまだ紹介してなかったな。それは昨日我々がアルベロベッロからバーリへ帰る時のこと、駅で停車中の列車に、日本でもお馴染みのエナジードリンク『Red Bull』トレーナーを着、汗だくで何かにおびえるおやじが追っ手を振り切るように我が車両に飛び乗ってきた!モメていた駅員の静止を振り切り、オヤジは乗り込んだ反対側のドアをこじ開け「◯×〒♂〆・・・」とナゾの言葉発し、線路を渡り向かいのホームへ行こうとしている。

さすがに駅員に羽交い絞めにされ、車両から引きずり降ろされたそのおやじは、また辺りを狂気的に見回し駆けて消えていった。それがレッドブルおやじとの衝撃的な出会いであった。

・・・そのおやじが今度はまったく別の場所で、やはり汗だくになりながら見えない追っ手に独り怯えている。トレーナーの中央に輝く文字はモチロン『Red Bull』。早く彼にも翼を授けてやってくれ。

街が再び機能する時間帯になり、カーニボンは引き続き新市街を散策、ワタクシはお部屋でテレビなんぞを観てゆっくり過ごす。「ミヅーラさま、そろそろお食事でも」と、カーニボンからの電話を受け、待ち合わせて共に港近くのトラットリアへ。これまたロンプラ先生に載っていた『プロの常連客がやってくる店』であるそこは一見高価そうだが実はそうでもなく、ワタクシらが席につくと男女混合10名強の熟年団体(これが噂のプロ集団?!)もワラワラと入店、ンマそうな大皿料理を次々にオーダーしていった。やはり食事は団体でワイワイ取り分けながら楽しく食べるのがンマいのでしょうなぁ。

港の遊歩道を歩くのは気持ちいいですねぇ
港の遊歩道を歩くのは気持ちいいですねぇ

涼しげな4月のバーリの夜、少し歩きなれた街を縫うように宿へ戻る。明日はいよいよ切望していたマテーラを訪れるのだな。たくさん歩くのだろうから今日はゆっくり休もうカーニボン。ボヘ~・・。