VIAGGI

ToscanaMaggio 2008

チュンチュンチュン~

今年もきましたイタリア行脚当日!いつもの大韓航空チケットが売り切れのため初の欧州系フィンランド航空の利用に期待を膨らませながら、王国運営トロッコと共同運航の阪急電車に乗り込む。

いつもはスズメさんがチュンチュン泣く前からの出発だが今回は通勤時間ドストライクで、サラリーマンに潰されながら関空到着。「簡単なあいさつの言葉くらい覚えるべし」がミヅーラさまの信念だが、空港の本屋で立ち読みし覚えたフィンランド語も鳥あたまゆえすぐ忘れ、意味のないまま搭乗ゲートへ。

機内へ乗り込むと、さすが北欧!というお姿の金髪長身美人がペットボトルの水を配りながらコロナ隊をお出迎え。「さて、どんなおもてなしグッズが出るんでしょうねぇ(嬉)」

しかし、歯ブラシセットやアイマスク・靴下など、機内で快適に過ごすための通称『おもてなしグッズ』は座席のポケットにもなく、配り歩くフシもない。
「も・・もしかして存在しないのでしょうかミヅーラさま・・・?」 との疑問は、「きっと経営難でカットされたのでしょうカーニボン・・・」 という勝手な解釈で払拭することとする。

離陸後しばらくして漂う機内食のいい匂いをおかずに食前酒のビッラをごっきゅんごっきゅん。やっと配られた機内食の銀紙をペロっとはがした瞬間、2人同時に「すはっ!」と息を呑んだ。

カ、カツ丼・・・!
いや、確かにカツ丼はンマいが、北欧のイメージから真逆なためのけぞったのだ。特大茶びんで緑茶を配り歩くCAさんを眺めつつ、おかわりしたビッラで上機嫌とする。

海外の見たことないビッラに出逢えるのでドリンクサービスは楽しみ
海外の見たことないビッラに出逢えるのでドリンクサービスは楽しみ
機内食カツ丼はお初!定番のお蕎麦もありますよぉ
機内食カツ丼はお初!定番のお蕎麦もありますよぉ

ミヅーラさまぁ、本場のムミンさまにお逢いできて感激でございますぅ~
ミヅーラさまぁ、本場のムミンさまにお逢いできて感激でございますぅ~~

機内食はちょっと予想外だったが、中継地点が欧州なのはやはり体が楽チン。9時間ほどで狭い機内から一旦開放!ヘルシンキの空港を探検いたしましょう。

と、ここでシェンゲン協定国家内の乗り継ぎをするため、まず王国発行の100年パスポートで入国審査を受けたのち搭乗ゲートへ。

ブランド屋よりは、北欧の豊かな自然を前面に押し出したグッズや食料品店が広がる。そしてジェットコースターに乗る条件を満たせそうなデカいスナフキンさまが出迎えたムーミンショップは子供たちに大盛況!「ローマまでのお食事は何が出るのでしょうねぇ」とワクワクしながら再び搭乗。

機内はガラガラ、最後尾席のコロナ隊は一見濃厚そうに見えて控えめなお味のナゾ肉ハンバーグをモソモソし5本目のビッラをごっきゅんごっきゅんする。

「ゴハンはビミョーな気がいたしますですぅ」と文句をたれつつも、広々と横になり仮眠を取ると、ローマまでの3時間はそれほど長く感じられないのがいい。ラテンの長靴半島に降り立ったのは夜7時。いつもと利用便が違うため出口までの道のりも見慣れぬ景色だが、とりあえず前回より取り入れたスーツケース(以下『スケさん』)をピックアップすべくターンテーブルへ向かう。

しかし・・・我らコロナ隊の利用便の表示が案内モニターにない・・・。イヤな予感がし、そこでダベっている係員に、

ミ:「もしやここではないのですか・・・?」
係1:「(搭乗券の半券をフムフムと確認)キミらのはターミナルBやで〜」
係2:「こっちはターミナルAや~」
コ隊:「ひぃぃ~~~!!」

一旦外に出てしまうと、通常ターンテーブルへの逆流はムリ。かと言って今このターミナル内部から別ターミナルへの逆流もムリ・・・。

まずはターミナルBへ移動し、係員に「女王のミヅーラと申します。我々の荷物がこの扉の向こうにあるのです・・・」と訴えると、「一人だけ入ってよし」というのでワタクシが検査ゲートをくぐり抜け中へ潜入。必ずや、生き別れになった我らの仲間スケさんを奪還しますぞ!

さて、内部に潜入しターンテーブルの前でスケさんの登場を見張っていたが、いくら待っても出てこない。周りの人たちが長らく貨物室で揺られていた同胞と再会を果たしているのを見ているうちに、ロスバゲ(荷物紛失)かという焦りも出てくる。もう流れてくる荷物がなくなったぁ~!とあわわしていたら、同じくロスバゲ疑惑の人たちが「あ、あすこに!」と指をさす。見ると、係員によって端によけられたスーツケースたちが「ご主人さま、ご主人さま」と待っているではないか。おお、我がスケさんもいるぞ!お迎えが遅れてすまなかった!

感動の再会を果たした後、30分以上待ちぼうけをくった待機中のカーニと合流、列車を乗り継ぎテルミニ駅に到着したのはもう夜9時を回っておった。

「最初の夜ゴハンはスペルメルカートの惣菜にしましょうよぅ」
テルミニ駅地下のスペルメルカートにてポッロ(鶏)丸焼き、インサラータ、サラーメをカゴに放り込み、「ビッラ・マラソンのゴールはビッラで締めくくらなければ」と宣言しつつもぬるい缶しかなかったので水で済ますことに。伸縮可能なぬるい飲み物を瞬時に冷却する『冷却筒』みたいな旅グッズがあればいいのに。東大阪の町工場の皆さん、ぜひ開発してくださいな。

さて、迷いつつも予約済みのお宿に無事チェックイン、身をキレイキレイにしてプチ宴会を始める。ポッロは塩味きいてビッラに合いそう。サラーメも予想を裏切らない酸っぱさで、あ~喰った喰った。

こちらは夜10時だが体内時間は朝の5時。体も心底疲れているはずだ。明朝は早いのでとっとと寝ましょう。お疲れであった、カーニボン。ピャ~~・・・。