Viaggi

UmbriaNovembre 2010

もっさ~~!!

本日は最終日、ローマはフィウミチーノ空港へただただ移動するというおしながき。そんな大事なミッションの朝、お宿の窓を大雨が打ち付ける音で目覚める。「傘もございませんよぉ。どうしましょうカーニボン」と危惧していたら、朝食をもっさもっさしチェックアウトする頃には小雨になっていた。

「それ、まいりましょう、ミヅーラさま」重くなったスケさんを足早にガラガラ引き「さよならぁ、ウンブリア~。また来ますよぉ」と誓ったかどうかは忘れたが、オルヴィエートを後にしたのだった。

列車を待っていたら「お~いそのカメラで写してくれ~」といきなり言われたカーニボン
列車を待っていたら「お~いそのカメラで写してくれ~」といきなり言われたカーニボン

ローマはテルミニ駅到着~。
「ミヅーラさまぁ」と我が優秀な家臣・カーニボンがモジモジしだした。「ワタクシはPop Innさまの指定バールでカッフェをいただきとうございますぅ」

Pop Innは文字通りPopな装飾で目をやられるユースホステルで、朝食は配布される券で提携バールにていただくが、そのバールのおコーシーがカーニボンいわく「今までの人生の中で一番美味しゅうございますぅ」だそうな。

そこは駅から10秒、ついでに「ほのかに後味がチョコラータ味」のカッフェを飲みにいかない手はない。しかしその店の姿はなく、代わりにオサレ&モダンでありながら入りやすいバールを発見。「名誉ある王室御用達のバールといたします!」と勝手に宣言し、1ユーロ弱のカッフェ・ボッレンテをご注文。

そろそろ昼も近づき、家臣のカーニボンが「ミヅーラさま、次のご公務は『やっすい昼食をいただく』となってございます」とうながすので、駅の二階部分にある『AUTOGRILL』へ。

ちょいちょい我がサイトに登場するここはセルフのお店で、プリモやセコンドは係のオバちゃんがその場で調理してくれるためホカホカ、ビッラやちっさいヴィーノ、ドルチェも充実してしかも明朗会計なためミヅーラさまが大好きな類のお食事処である。

「カーニボン、ワタクシのガマ口にはもうホコリしかございません~」旅終盤ともなると家臣にたかるのが誇り高いミヅーラさまの旅のスタイル。「はぃぃ、日頃のご愛顧を込めてごちそうさせていただきますぅ」おとなしく要求に応じる聡明な家臣カーニボン。ワタクシはリゾットを、カーニボンは最後の食事とあってポルチーニ茸のタリアッテーレとポッロのグリルをビッラで流し込んでいる。

テルミニ駅地下のスペルメルカート『CONAD』でお土産も揃えたし空港へまいりましょうか。車内で小銭を求めるジプシーを塩を捲いて追い払いながら、記録係のカーニボンが写したデジカメの中の風景を「はるか前のことのようですねぇ」とおさらいしているうちに空港到着。

空港内部はなぜかいつも以上に満員御礼、空港職員も「こちらの入口も開けますのでどうぞ!」と珍しく勤勉だ。あれよあれよと出国審査を経て出発ロビーへ、これから我々が乗り込むはアリタリア航空さまである。しかしなだれ込んだ出発ロビーには同じ便を待つ関西人ツアー客の群れが、聞き覚えのある関西弁で30分の遅延をブーたれている・・・。

「コ、コーシーでもいただきましょうかねぇ」と最後のカッフェ・ルンゴをバールですすり、搭乗口に戻るとやはりブーたれる関西弁が飛び交っている・・・。もはやここはイタリアではなかった。パスタではなく一袋15円のうどんを買い求める大阪のそこらの商店街であった。

「直行便は出発空港で旅が終わったような気がして、なんだか寂しゅうございます(悲)」とうなだれる女王さまの横で「ミヅーラさまぁ、ワタクシは機内でビッラをたんといただく所存でございますぅ(嬉)」と宣言する家臣のカーニボンに幸あれ。ミニマムな日程ではあるけれど、近いうちにまた行くから待ってておくれイタリア~。

しかしそれでも機内食は変わらずンマいのでございますぅ~
しかしそれでも機内食は変わらずンマいのでございますぅ~