CITTALIGURIA

ALASSIO

しっとりしたビーチリゾート。海を眺めながら食事ができるスポットが多数。

ALBERGHI
  • 絶妙なまでに快適な狭さ(広さ)

  • シャワーの水圧がかなり高得点◎

  • 鉄道ファンには垂涎の線路沿い

  • 前庭を望む共有のバルコニー

  • 前庭も気持ちよさそうですぞ〜

HOTEL PRIMULA, Via S.Erasmo 4, 17021 Alassio

恐らく街の端に位置するお宿なため、おクルマでの利用をお薦め。地下部分にキッチキチで10台弱置ける駐車場があり(2011年当時で別途8ユーロ/1日)、チェックイン時クルマのキーを預ける。解放感のある芝生の前庭があり、ここで飲み物なんぞいただいてゆっくりするのも気持ちよさそう。

小さなロビーは上品な家具で整然とまとめられており、部屋も適度な狭さで非常にキレイでありながらトイレシャワー付のdoppia(お二人さま部屋)で56ユーロとお安い。線路沿いなので神経の細かい人は列車の音が気になるやも。

RISTORANTI
  • 入りやすい雰囲気で美味しかったですよ〜

RISTORANTE JACK'S SCAMPI, Piazza Partigiani, 3 17021 ALASSIO

近所のリストランテがどこも高級感溢れ気おくれした結果、ここでいいかとなだれ込んだ海岸に近い広場にあるリストランテ。

ハウスワイン、アンティパストのコッツェ(ムール貝)、プリモのヴォンゴレ・ビアンコ、セコンドの海の幸フリットで47.50ユーロ。パンを激しく消費していたら給仕のおっちゃんがちゃんとお代りをくれた。貝の殻がノドに刺さるまではいい雰囲気の中快適にお食事できた。

PASSEGGIATA
  • リストランテやバールが並ぶ海岸線沿いのプロムナード

  • 日も暮れかかった人気のないビーチすらステキ

  • 街燈もクネクネしててオサレですなぁ

お宿が街の端の方なのと到着時間が遅くてご近所しか探索できず。是非今度は1日かけて中心部の方もゆっくり見たいもんである。

端の方でもリストランテなど飲食店は多く、潤沢な資金さえあればお食事どころには事欠かないよう(ワタクシどもは無理だったが・・・)。今回は屋根付きチンさん(FIAT500)だったが、リヴィエラ海岸をオープンカーで疾走したらさぞかし気持ちいいだろう。

GENOVA

コロンブス生誕の地は港町の魅力満載

ALBERGHI
  • 穴倉感がある部屋。決して明るくはござんせん

  • Bagnoはまあ合格点

  • お宿の目の前が駅なのはありがたい

COMFORT HOTEL EUROPA GENOVA CITY CENTER, Vico delle Monachette 8 16126 Genova

プリンチペ駅から徒歩4分程の好立地。長所は駅チカというだけで、特に褒める点はないような。家臣カーニボンいわく、「以前土嚢出張で利用いたしましたが、この系列のお宿、日本にもありますよぉ」ですと。の割にグローバル感が感じられない地味なお宿。

HOTEL BARONE, 2,V.XX Settembre

ブリニョーレ駅から徒歩10分程。大通りを挟んでMercato Orientale(オリエンターレ市場)の斜め向い。部屋の家具は古くてちょっとくたびれているものの、ちょいロココ調で可愛らしい。清掃はちゃんと行き届いている。

これまた可愛らしい広めの共同浴室にはありがたいことにバスタブが!水圧が低くなかなか湯が溜まらないものの、大満足でバスタイムを終えた。イタリア行脚初期の頃の利用なため、お写真がなくて残念。

RISTORANTI

I GASTRONOMI IN TAVOLA, Salita S.Maria di Castello, 32R, 16123 Genova

住所がSalita(=登り坂)とあるが、ホントに坂道に位置している。狭く暗い路地にあるという立地に加え店内もこれまた暗く、6人掛け程度のテーブルが4つほどと小さいものの、近所のおっちゃんたちが店主とおしゃべりしてて雰囲気はよさげ。

お食事はハウスワインの白、海の幸スパゲッティを各1皿、カラマ~リという小ぶりなイカたちのグリルで39ユーロ。海の幸スパゲッティは昼にこんなゼイタクをしていいのか?!と、うなってしまうほど塩加減も海エキス加減もよく、白ヴィーノがグイグイすすむ。

  • 魅惑(疑惑)のミシュランステッカー

TRATTORIA AL VELIERO, Via Ponte Calvi, 10r. 16124 Genova

ミシュランシールがドアに何枚か貼ってあるトラットリア。「ミシュランで星を獲得した店?!」と鼻息荒く調べてみるも、星の数が書かれていないなど結局正式認定された店かは不明。客層はリュックを背負った若者カップルや家族連れなどいたって庶民風で、テーブルの下にはワンコが寝ている有様。かといって決して不衛生だったり安っぽくは見えない。

地の白ヴィーノ、水、アンティパストのムール貝、プリモのパスタ各1皿ずつ、イカグリルで計60ユーロほど。

FARE LA SPESA

Mercato Orientalevia XX Settembre 11, via Galata 6, via Colombo 42 Genova

よくよく見ると天井高く付けられた窓が豪奢だったり、端にステキなベンチがあって休めたり、なんとなくそこんとこがヨーロッパよのうと思わせる屋内型市場。肉屋に吊るされたプロシュットや、日本で買ったらどんなにお高いかと思わせるフォルマッジョのかたまりなど見てるだけでもウキウキ。食料品のみならず生地屋さんなどもござんした。昼休みを設けているようで、夕方16時頃には再開しておった。

SUB DUEDとBRANDY MELVILLE, いずれも Via XII Ottobre, 12あたり

イタリアのお洋服はとかくシックでモードで、はたまたロックな感じが大半にお見受けされるが、ここのお洋服は珍しく極東の女子でも抵抗のない、カワイイを押し出したラインが揃っている。このイタリアっぽくない服を提供する2店が隣り合っているのも不思議だが、バスケットに入ったファッション雑貨を店内のあちこちに配するディスプレイも、 非常にココ(イタリア)ではないどこか(アジア)を感じさせて不思議。

PASSEGGIATA
  • コロンブス邸は日本人も参考にしたい狭小設計

  • 結構しぶきを浴びるフェッラーリ広場の噴水

  • 目抜き通りのポルティコは賑わっておりますぞ

  • 窓の外を眺めているプロシュットさんたち

せっかくの港町だというのに港付近のお写真あらず!次回は是非に・・・。

ジェノヴァはプリンチペ駅周りの混沌とした旧市街と、ブリニョーレ駅周りの整備された広い道路が印象的な新市街で構成されている。旧市街の中には立ち入っては危険とガイドブックなどで警告しているエリアもあるものの、どの程度危険かは不明。しかし旧市街カッポを毎回楽しみにしているコロナ隊である。

LA SPEZIA

世界遺産チンクエ・テッレへの拠点にも便利

ALBERGHI

HOTEL PARMA, 143,V.Fiume

駅を出て目の前の急な階段を下りてすぐ、最も近いお宿のひとつ。TV付き二人部屋の共同浴室で45ユーロのお安さ(2003年当時)。共同シャワーブースは標準的な小ささ。寝に帰るだけなら立地といい低価格といい、倹約旅行者にはオススメと言っていい。「ウチのバイクはHONDA製だ」という受付のオヤジに近所の世界遺産Cinque Terreの行き方を尋ねると、すこぶる親切に教えてくれた。

Passeggiata (Cinqueterreまで)

Cinque...の一番北端、Monterosso al Mare(モンテロッソ・アル・マーレ)まで鉄道の Andata e ritorno(往復切符)で3ユーロ、15分ほどで到着。帰りはそこから船で手前のRiomaggiore(リオマッジョーレ)へ行ってみたが、10分弱の船旅で8ユーロを思うとちょいとお高い。RiomaggioreからLa Speziaまでは再び鉄道を利用。Cinque...で宿が取れなかったらこのLa Speziaを基点にするのもオススメやも。

PORTOVENERE

昔の要塞は現代のパラディーゾ!是非数日ゆっくり滞在したい

ALBERGHI

ALBERGO BELVEDERE, Via G. Garibaldi, 26

本当はお隣のPARADISOさんに泊まりたかったが、我々には目の玉が飛び出るようなお値段だったため断念。とは言えここも120ユーロとかなり奮発。誤作動防止のためか階のボタンを押し続けなければ作動しないリフトで上がった客室は、まずスコーン!と青いお空が広がる大きな窓がお出迎え。眼下を見下ろすと、おお、ビーチで皆さん日焼けに精を出しておる!

なんとなく'70年代を思わせる古めかしい客室だが、アメニティーグッズはバッチリご用意。シャワーブースもカーテンではなくすこぶる気持ちよく使える。少し外れにあるが、そもそもが狭い街なので城壁内部へも近い。

RISTORANTI
  • ポルトヴェーネレはムール貝の名産地〜

LA MEDUSA, Via Capellini, 74

特筆すべきはムール貝の茹で汁。カーニボンが「この茹で汁にパスタを絡めて食したいものですぅ」と大絶賛したそれは、全て飲みきってしまいたいほど旨み成分の出た、プチスパイシーな汁であった。もちろん本体も美味しゅうござんす。

白ヴィーノ『Cinque Terre(チンクエ・テッレ)』を注文すると、近所の酒量販店『楽市』で売ってたのと全く同じものが出てきて有難みには欠ける気がしたのはさておき、 魚介のパスタと共に美味しくいただく。次回は他のテーブルで頼んでいた、魚介フリット大盛り合わせに挑戦してみたい。

FARE LA SPESA

OLIOTECA, Via Capellini, 95

某NHKのイタリア縦断1200キロを巡る番組で紹介してたオリーブオイル屋さん。岩塩やらキッチングッズやら、若い女性のオーナーだけに置いている商品も店自体も可愛らしくオサレ。お買い上げするとおもむろにマジックペンを渡され、店内にディスプレイされたクリアボードに訪れたヒトがメッセージを書くしくみになっているよう(?)。日本語もチラホラ見かけましたぞ。

PASSEGGIATA
  • 色彩豊かな家たちが外敵の侵入を阻む壁に

  • 門の上部にはかつて敵に熱湯をかけ撃退した穴が

  • 外壁内部。リストランテ、お店も豊富

  • オカネモチのヨットやらムール貝養殖の船やら

数年前の某NHK『イタリア縦断1200キロ』なる番組で紹介されたムール貝の名産地。併せて海水浴を楽しむ人々やヨットでクルージングを楽しむ人々のパラディーゾ。

観光や見どころと言うよりは、数日滞在してただただ海辺で寝っ転がり日光浴を楽しむオトナな時間の過ごし方が正しいように感じられる。どうやって降りたのかナゾな入り江にマットを広げ日光浴にいそしむツワモノも。他の観光地と違い、押しつけがましくベタな土産もの屋さんもない印象。海岸線を歩いて隣のビーチへの散歩も一興。

RAPALLO

海水浴のみならず街自体楽しめるリゾート地

ALBERGHI

RISTORANTE ELITE & ALBERGO LA VELA, 19, V. Milite Ignoto

駅からは街なかを通ると15分ほどかかるも、駅の閑散とした左手から行くと5分ほどで到着と判明。海岸線からもすぐの素晴らしい立地条件のわりに宿泊客はコロナ隊だけ?のいささかひなびた感があるお宿。しかし併設しているリストランテの方は大盛況、そして事実ンマい。宿併設のリストランテにハズレはないというなんら根拠のない持論を打ち立てた宿であった。部屋は陽光は当たらずともアジアのようなジメジメした陰気臭さはモチロンなし。

RISTORANTI

RISTORANTE ELITE, 19, V. Milite Ignoto

お夕飯で利用した、前述のとおりひなびたお宿併設のリストランテ。マンマらしきオバちゃんと数名の従業員が給仕してくれ、対応が横柄でもダラダラでもなく非常に好印象。ハウスワイン、小粒のムール貝盛り、パスタ、魚介のフリット、 魚のムニエルというお魚天国メニューで計58ユーロほど。海岸線に開けたテラス席を持つリストランテではないが、そういう人気箇所はハイシーズンかなり待たされるのではないかと思わる。

RISTORANTE PIZZERIA VESUVIO, Via V. Veneto, 29

お昼ごはんに利用した、海を臨むテラス席があるお食事どころ。魚介マリネ、ムール貝のジェノヴェーゼ焼き、 パスタをそれぞれで計42ユーロほど。いやぁ、昼間っから使いすぎた。

PASSEGGIATA
  • 海外沿いに高台からの眺め@ラパッロ

  • ひなびてるも壮麗な建物たち@Stマルゲリータ

避暑地の知名度はラパッロより上らしいサンタ・マルゲリータへは、小ぶりのローカルバスで海岸線を15分ほど。ウネウネの山道を通るので乗り物に弱いヒトは要注意。駅前ロータリーの窓口で0.8ユーロ(2007年当時)の券を購入。

ラパッロと比べると商店街も充実しているようには見えないので、ここは日焼けにいそしむなど時間をゆったり使って過ごすのが正解か。帰りは自販機で切符を購入、降りた場所と同じ停車場付近で頻繁に出ているバスを待つ。

VARAZZE

喧騒から外れてのんびりするには最適な海水浴の街

ALBERGHI
  • お花ちゃん柄の清潔な寝床

  • 水回りも申し分なくキレイ

  • バルコニーには椅子もござんした

HOTEL SERENA, Via Cilea 7, 17019 Varazze

駅から7分程度で、こじんまりとしているも一応ちっさいソファーなんぞも置いてある、全体的に清潔感のある気持ちいいお部屋のあるお宿。

これまたちっさいバルコニーには椅子が置いてあり、旅人には有難いことに物干し綱も!お隣さんはリゾートらしく水着を干していたが、コロナ隊は臭いオベベの洗濯に役立たせた。

RISTORANTI
  • ポセイドンに感謝でございます

RISTORANTE GROTTA AZZURRA

Azzurraの名前の通り、青を基調とした海っぽい内装のリストランテ。
メニューがカリグラフィで書かれているため非常に読みにくいのはおいといて、塩・酢・オリーブオイルが絶妙の『海の幸盛り合わせ』はグイグイと白ヴィーノが進んでしまうほど。

DOCのヴィーノは13ユーロ、アンティパスト10ユーロ、プリモのパスタは9ユーロ以内の計42ユーロと、コスパは非常に満足。魚介の殻を剥くため、レモンの香りのウェットティッシュが配られる神経の細やかさに感服。

PASSEGGIATA
  • リヴィエラ風卵焼き?と見るからに冷えたビッラ

  • 日焼けなんぞ気にせずプロムナードを歩こう!

  • 何の記念かイカリのモニュメントも

  • オフリードで列車を待つ賢いワンさん

そもそも翌日レンタカーを借りる大きな隣街のSavonaに宿を取りたかったのだが、お宿検索サイトでなぜか格段にヒットが多かったため近隣のこの街に宿泊することに。ロンプラ先生(Lonely planet)でも紹介していないのに不思議すぎる。ハイシーズンは人でごった返すのかもしれない。

列車で少しのSavonaまで行くと、飲食店やお土産店、海岸線が望める整備されたプロムナードなど観光地な雰囲気が味わえる。