VIAGGI
サーーー!!
朝、ヴィーノとサラーメのおやつを持って列車に乗る。降りた先は海岸沿いに高級ホテルが建ち並ぶサレルノ。
冬だからか観光客然とした人はあまり見かけず寂しい雰囲気であるも、目抜き通りには所どころにベンチが設置され、広い石畳の両端に高級店やチェーン店などが並んでいる。オーク色のしつらえがシブいバールで一休みし、ヴィーノとパニーノで昼食を済ませたあと、何しに来たのかよくわからぬままナポリへ戻る。
今日もナポリの街は賑わっている。スパッカナポリを軽快にカッポし、せっかくだから街を一望しようとフニコラーレ(ケーブルカー)で丘に登る。丘には数本のケーブルカーが乗り入れており、我々はスパッカナポリの駅から乗車。頂上は人影もまばらで、下界の喧騒がウソのよう。
帰りは別のケーブルカー線を利用。降りてから係員のおっちゃんに地図を見せ現在地を確認すると、地図を自分のフトコロにしまうボケをかましてきた(すはっ!これは万国共通のボケであったか)。

ガレリア付近も散策してみよう〜。ハイソな店が入っているこのガレリアでジェラートをいただきながら一休みしているコロナ隊にしのび寄る影が。そう、物乞いの子供である。すると物乞い駆除アンテナが働くのか、バールの店員がひょいと店から現れ「しっ!しっ!」と追っ払う。でも懲りずにまたにじり寄ってくる。また「シッ!シッ!」と追っ払われる。子供と言えど街の人は容赦ない。

ガレリアの入り口、トレド通りにはポップコーンなどの食べ物や風船、ネクタイを広げて商売する人たちの他にパフォーマーも大勢いて、まるで祭りのような騒ぎ。そのうちの1組のブラス隊がこれまたウマイ!楽しげにしかも表情豊かにノリノリでラテン曲を演奏するもんだから、周りもノリノリの人だかり。最後は「ブラ~ヴィ~!!(数人いるためBravoの複数形)」の嵐!

夕食のピッツェリアはやや外れた場所にあるせいか、内装もお値段もたいそう庶民的。ここはピッツァを注文すべきだろうが、ヴォンゴレの神に替わりカルボナーラの神が降臨したため、おいしくカルボナーラをいただく。
新たにお買いもとめした安ヴィーノで再びお部屋にて乾杯。ごっきゅんごっきゅん。うむ、コレは普通にンマい。
さあ、明日の出発の準備もせねば。ああ、退屈しない街でしたねぇナポリ。また来るのでその時もお供なさいとカーニボンに申し渡し、ナポリ最後の夜を終えた。