PASSEGGIATE
コケッコ~~
朝日が当たらぬ部屋で目覚める最終日。アジアの窓なし部屋=南京虫のイメージが強かったが、ゴッキーにも遭遇せず快適に過ごすことができた。
駅近だしコンビニもすぐそこ。値段次第ではリピもあるやも。
「カーニボーン、腹の虫が第九を大合唱し始めましたぁ」
「では、わたしたちも共に唄いましょう~」
「わ~ん♪」
ってんで、ファンが多いとされるピンクのカオマンガイと、緑のカオマンガイへ2軒合わせてル~イ!
BTSチットロム駅からは徒歩10分ほどだが、我々はより近いセンセープ運河のボートで行こう。船着き場
運河ボートなんぞややこしやと尻込みしそうだが、駅のように到着案内のモニターがあったり(我々の時は電源OFFだった)、路線バスアプリ「ViaBus」はボートにも対応している。
乗船して係員に行先を伝え船賃を払うシステム。会話がかみ合わずイラっとされたのは気のせいとしておこう。
下船し、まずはピンクのゴーアン カオマンガイへル~イ!朝7時台で空席が目立つ。
お次は緑のクワンヘンへル~イ!ほんの数件どなりでハシゴには好都合だが、既に腹は満たされている。
ゲフー喰った喰った。本来なら近所のBigCラチャダムリで最後の買い物だが、開店まで1時間もある。腹ごなしに1駅先、朝7時開店のTopsまで街カッポしよう。
天竺への道のりを開始するやいなや、家臣の羽が「ハフッ」と叫んだ。どうやらお腹の急降下らしい。営業時間帯ならモールのトイレに駆け込めるが、朝の8時に頼るは星のついたホテルぐらい。ちょうどグランドハイアットがあるぞ。
ドアマンに窮地を訴えると、「ささ、お行きなさい猪八戒と沙悟浄よ!入って左手です!」といざなわれる。こんな我々にもパカパカ扉を開けてくれてありがとうドアマンさま。カネができたら泊まりにきます・・・。
天竺は遠いぞ。カッポ再開~
30分歩いて到着した天竺は案外狭く、買い物欲に火がつくことはなかった。手持ちのバーツが少ない上、カード払いもケチり出したため、結局レッドブルだけ買って退散。天竺の経典は泡と消えた。
お宿に戻りチェックアウト、BTSとエアポートレイルリンクを乗り継ぎ2日ぶりのスワンナプーム空港へ到着。最後のぶっかけ飯をいただきに1F端にある人気フードコート「マジックフードポイント」へル~イ!
・・・と思ったが、考えてみれば残り数10バーツしかない。加えて、今朝のカオマンガイが胃の中で立てこもりを始めたようだ。
時間に余裕をもって空港に着いたはずが、出国審査に人が溢れて規制が入り、ようやっとエアサイドに排出される頃には搭乗時間間近となっていた。ゲートへ走れ~
免税店を愛でることなく、有名な龍の綱引きオブジェすら見れなかった・・・。せめて持参の水筒に無料サーバーの水でももらおう。
今回はローカルなぶっかけ飯も乗り物も堪能したぞい。次の行脚は真夏からうって変わって極寒のアルプス越え!4年ぶりのViaggio更新になる予定、みなさん、お楽しみに~!