PASSEGGIATE

KUALA LUMPURgiugno 2024

クアラルンプール週末弾丸旅

「クアラルンプールでアジア飯~」女王が高らかに宣言し、家臣の「ンマいものが(以下略)」と頷いたのは毎回コピペだが、6月初旬の関空参謀室にヤツらの姿があった。今回の運行スケジュールは以下。

  • 06/08 KIX 10:50 -- 16:40 KUL (XJ)
  • 06/09 KUL 22:40 -- 23:55 BKK (XJ)
  • 06/10 BKK 10:10 -- 18:00 KIX (XJ)

「フフフ、復路はバンコク・スワンナプーム経由でラウンジ巡業ですよ!」
「すはっ!前回の台湾帰りの香港で味をしめましたね!」

例のごとくPP(※1)利用でチェックイン前に参謀室の壮行会
例のごとくPP(※1)利用でチェックイン前に参謀室の壮行会

※1 PP=プライオリティパス

ちなみに当日程でKIX-KUL単純往復なら2万7千円台のエアアジアX。スワンナプーム経由としたことで4万1千円台とハネ上がったが、楽しいラウンジ巡業が待ってるなら払う価値あり。

日本の空港はE-搭乗券の適応外ゆえ、カウンターで搭乗券を発行してもらいエアサイドへいざ。

2023年12月改装後、ウォークスルー型の免税エリアが登場
2023年12月改装後、ウォークスルー型の免税エリアが登場
その先は広々空間に様変わり
その先は広々空間に様変わり

ソフトドリンク程度だが、PPで入れるカードラウンジ『六甲』に潜入しよう。北ウィングGate12近くにあり、本館からシャトルでも徒歩でもアクセス可。

受付時「お食事はございませんが」と念押しされる
受付時「お食事はございませんが」と念押しされる

機材到着遅れ&離陸待ちで1時間遅延し、駐機場ですでに機内販売が始まる始末だったが無事離陸。空飛ぶ冷蔵庫の異名を持つエアアジアXで7時間のフライトを耐えようぞ~

「我々に潤沢な資金があれば飲み物が…」「貨物室じゃないだけ幸せですミヅーラさまぁ」
「我々に潤沢な資金があれば飲み物が…」
「貨物室じゃないだけ幸せですミヅーラさまぁ」

17:40マレーシアはKLIA2(クアラルンプール空港T2)到着し、事前申請のマレーシア・デジタル・アライバル・カード(MDAC)ですんなり入国~

ここで2か所ラウンジ利用予定だったが、遅延のため1か所だけにしとく。

ラクサとかローカルフード無料てありがたし
ラクサとかローカルフード無料てありがたし

通常空港ラウンジはPPと有効な搭乗券を提示して搭乗前に利用するが、到着時に利用できるのが『アライバルラウンジ』。ここKLIAは何を血迷ったかアライバルラウンジ天国である。詳しくはLoungeをご覧あれ。

腹も膨れたし、KLIAエクスプレスでKLセントラルへアンディアーモ!

KLIAエクスプレスはKLIA1・2から30分で中心までかっ飛ばしてくれ、チケットは片道MYR55(1,847円)のところKLOOKクーポン利用で1,549円。ちとお高いが、夕方到着&ラウンジ巡りのため背に腹は変えられぬ。

ちなみに送られたQRコードをそのまま改札にピタポンで入場
ちなみに送られたQRコードをそのまま改札にピタポンで入場

バスなら1時間かかるがMYR11(363円)とお安く、帰りはこちらを利用する予定。

さて、現地通貨無一文で中心まで来た我らコロナ隊。まずは両替ってんで、レートが良心的と好評の政府公認両替所『Global Millenium Trading (GMT)』へアンディアーモ!

このエスカレーターを上がり駅直結のNu Sentralなるモールに入る
このエスカレーターを上がり駅直結のNu Sentralなるモールに入る
エスカレーターで2つ下がって左手奥に進む
エスカレーターで2つ下がって左手奥に進む
赤いBOXが目印でわかりやすい
赤いBOXが目印でわかりやすい

ここは売りと買いの差が激しくなくていいらしい。現地のカネも手に入ったことだし、今夜のお宿へアンディアーモ!

今夜のお宿は人気エリアのBukit Bintangブキッビンタン。KLセントラルからはKJL線からPasar SeniパサールセニでKGL線に乗り換え、電車賃はMYR1.90(63円)なり。券売機は路線図から選べないスタイルなのがちと不便。

最終目的地の路線KGLを選択し
最終目的地の路線KGLを選択し
遷移した画面で降車駅を選択
遷移した画面で降車駅を選択

自身の降車駅が何線か知らんと切符すら買えぬ非日常がなんともいい。

現地の公共交通機関はオラわくわくすっぞ
現地の公共交通機関はオラわくわくすっぞ

ひと駅先のPasar Seniパサールセニで乗り換え、さらにBukit Bintangブキッビンタンはふた駅先。降り立つとそこはネオンギラギラで人も多く飲み屋も多い、ムスリム国家のわりに案外パリピな街であった。

高画質なスクリーンだらけの大都会
高画質なスクリーンだらけの大都会

時刻は予定から大幅に遅れ、お宿Once Bukit Ceylonチェックインは20:30を回っていた。

お宿はラマダホテル内にあった。コンドミニアム部分を又貸し(?)で1室MYR234.80(7,624円)、Bukit Bintang駅から徒歩8分、人気フードストリートJalan Alor(ジャランアロー)から徒歩6分と好立地。

台所やドラム式洗濯機もありまっせ
台所やドラム式洗濯機もありまっせ
家具をどけるとモンゴル相撲も取れる広さ
家具をどけるとモンゴル相撲も取れる広さ

シャワーブースの仕切りは意外と重要
シャワーブースの仕切りは意外と重要
4人掛け食卓テーブルでドンジャラもできる
4人掛け食卓テーブルでドンジャラもできる

正直くたびれ感はあるが、他国の高額なお宿を思うと非常にコスパよし。

休憩する間もなく、狙っていたホーカーセンターSungei Wang Plazaへアンディアーモ!

鼻息荒く突進したらなぜかもう閉店後
鼻息荒く突進したらなぜかもう閉店後

予定変更、ここから20分先のペトロナスツインタワーで22時開催の音と光の噴水ショーをヴェディアーモ!

と思ったら歩いてる間にタイムアウト
と思ったら歩いてる間にタイムアウト

デカいだけに近いと錯覚しがちだが、滝のような汗をかきつつ歩けどなかなか近づけぬ。時刻は22時半。何のためにここまで歩いたがわからんが、お次は賑わってるであろうジャランアローへアンディアーモ!

エイドステーションで水分補給
エイドステーションで水分補給

ジャランアローは湿度も熱気もMAXななか、23時で大盛のメシを喰らう観光客でいっぱいだった。

加藤さーん、現場はもみくちゃですー
加藤さーん、現場はもみくちゃですー
どこの店も看板の電飾で目が痛い
どこの店も看板の電飾で目が痛い
東南アジアのエネルギーを感じる
東南アジアのエネルギーを感じる

ほえー、歩くだけで体力消耗するぞ。やはりクーラーの効いた部屋でゆっくりしたいゆえ、ジャランアローを出たシャワルマ屋Uncle Shawarmaでお持ち帰りをば。

日本人にとってはケバブとシャワルマの区別つかん
日本人にとってはケバブとシャワルマの区別つかん

深夜まで人が溢れ、開放的なバーが営業してるなかお宿に戻る。

みなさんとっとと帰って寝た方がいいすよ
みなさんとっとと帰って寝た方がいいすよ

臭いカラダをゴジゴシし午前0時の宴会スタートォー!

ちなみにマレーシアでまず飲酒の心配をしたが、朝から晩までコンビニや商店で購入でき、むしろバンコクの方が時間的制約を感じた。缶ビール1本300円程度とまあまあ高いが許容範囲内。

チキンはパサつき気味だが喰いごたえ満点な量
チキンはパサつき気味だが喰いごたえ満点な量

さてさて、週末弾丸旅ゆえ今日来て明日もう出国。朝から精力的に動き回るぞい。ムニャムニャ。