PASSEGGIATE
カウントダウンにちょこっと参戦し、ボロいながらも暖かい寝床で寝ざめた翌日、いつものように朝ごはん屋へさまようヤツらの姿があった。
「ワタクシ調べのお店へご案内いたしますぅ」
「喰いしんボンや、期待してますよ」
「わんわん~(どうせまた廃業してるのでは~)」
ゲフー、喰った喰ったってんで、お宿で小休止ののちチェックアウトしよう。
本日は
台南駅裏側に到着。ここから鉄道で高雄へ走吧!と意気込んでたら予定の列車に乗り遅れる。肩を落とすコロナ隊に、駅のおっちゃん曰く「次の列車に乗ったら新左營で追いつくぞ」とな。
ふと、当列車が『
かくして西村京太郎サスペンスのごとく、乗り損ねた列車を新左營で待ちかまえ乗車。おっちゃんありがとう!
さてさて、次の左營から徒歩10分、我々が向かった先はベタスポット『龍虎塔』~!本日は2024年の元日、賑わってますなぁ~
ドラゴン&タイガーは塔に登れずとも行き来はできる親切仕様となっている。ちなみに入場無料なり。
思ったより他の施設も楽しめ、あ~堪能したってんで駅へ戻る。
高雄駅に戻り、街ブラついでに昼メシでも喰らおう。
ちょうどいい暖かさでビッラを呑み呑みカッポカッポ。狙ってた昼メシどころが軒並み休みで難民となってたところに桃源郷が。
劉江便當はシブい見た目に反してチェーン店らしい。こういうのはメニュー表の一番上を選ぶのが無難であろう。
ゲフ~、喰った喰った。さんぽがてらここからすぐの有名な美麗島駅でも拝もうか。
あとは高雄駅から枋寮を経由して台東へ向かうだけ。と言ってもここからが長いのだが。
枋寮は前述のとおり『
乗り換えの30分でその辺を散策してみよう。駅前通りのドンつきには海岸が。
駅に戻りあわただしく台東行きの列車に乗ると、車内がペッカペカの新型車両EMU3000型、いわゆる"新"自強号であった。ラッキーですなぁ。
列車はしばらく西海岸を南下し、東西を横切ったあと東海岸を北上する。夏のようにキレイな海は拝めなかったが、飽きることなく1時間半ほどで台東到着~
さて、バスで市街地へ走吧!と思ったら周りの台湾人曰くしばらくバスがないらしい。散策がてら徒歩で行こか。
しかしこの選択は間違いであった。せいぜい30分と思ったら1時間以上かかっていた。宿から到着時間の確認が入り「台東駅から歩いてる」と返信するとタクを勧められ、到着した際「歩いて来た例の客か?」と驚かれる。
そらそうと、この路得行旅国際青年旅館は想像以上にオサレであった。図書館がコンセプトのようで、部屋のカードキーと共に本が渡された。予想外にくれた翌日の朝食券は近所の提携店で使え、アメニティは有料と環境にも優しい。
近所で晩メシを調達し、案内があった地下の台所で喰おうとしたら台所のレベルではなかった。台東で1,233元(5,970円)か…と思っていたが、これなら納得!
さて、宴会スタ~トォ~!これほどまでに快適なお宿見たことない。ここに泊まるために台東に来るのもアリなくらい。たらふく喰ったあと、快適な寝床で寝落ちたのであった。