PASSEGGIATE
のけぞるほど快適なお宿で3日目の朝を迎える。本日は台東から近い米どころ
「ささ、家臣たちや、昨日もらったこの朝食券でメシを」
「まずはどこへ潜入するか作戦会議をば」
「わ~ん」
@100元の朝食券を握りしめ潜入するはLane28 Brunchなるオサレカフェ。こんな機会なくして決して踏み入れることのないサンクチュアリである。



ゲフー、喰った喰った。いつもは安く済ませてた朝食だが、今日はゼイタクさせてもらった。いい気分でお宿に戻る。
さて、ずっと居座っていたい快適なお宿だったが旅を続けよう。

お宿近くの旧台東駅の鉄道跡地鐵道藝術村に寄ってみるが、朝ゆえか店も何も開いてない。


ちょうどこの表側がバスターミナル。受付嬢に台東駅までのバスを尋ねると、時刻表を見せてくれ「コレ全部駅まで行きますぜダンナ~」とな!相当な本数だが、昨日歩いたのは何だったのやら…。

昨日暗い中1時間以上歩いた駅までの道のりは、このちっさい子で20分。昨日のは(以下略)。


太魯閣号で30分ほど、米どころ


と、ここで女王がモジモジし出す。
「家臣たちや、ワタクシは例のモノにですね…」
「乗ってみたいのですね。行きましょうとも~」
「わんわん、わわん~」
ドケチ女王がカネを払ってまで乗りたいもの、それは幌つきの二人乗り自転車である。米どころと同時にチャリどころでもある池上駅前にはレンタサイクル屋がわんさとある。

自転車を借りた客尊鉄馬出租広場でモデルコースの地図をもらい、ご陽気なペア自転車で目指すは『
風光明媚なサイクリングロードに出るにはまず、交通量の多い大道の端をキコキコせねば。
「ここを入る道があるはずですがぁ~」
「それでは同じ道をグルグルすることに~」
地図とGoogle Mapを照らし合わせ順路を見つけるも、狂犬病ワクチンすら怪しい飼い犬が砂利道に寝て行く手を阻む。案外素直にどけてくれた瞬間、クエストクリアの音楽が流れたのは言うまでもない。

順路に出ると他のチャリンカーも合流。大きな違いは彼らは電動、コロナ隊は足漕ぎだが、目指す場所は同じである。

我々が目指す『伯朗大道』の文字を見て、台湾好きな方はお気づきだろう。そう、台湾コーヒーの代表格、Mr.ブラウン(伯朗珈琲)の名をなんか知らんが冠した道である。
途中チェーンが外れ直すのに悪戦苦闘するも、無事オヤジの像を拝むことができた。

その先には『金城武の木』もあるが、もう列車のタイムリミットが迫ってるので引き返そう。

ちなみに『金城武の木』の由来となったEVA航空のCMがこちら。『天使の涙』と比べるとおっちゃんになったなぁ。
新年早々汗だくになりつつフェッラーリ号を返却し、有名店悟饕池上飯包文化故事館で便當を買いこむ。

ドケチ女王はいつも一番安い商品を選ぶので、商品名ではなく「〇元のください」と注文することにしている。

1時間半かけて花蓮到着~。ここで真っ先に行くべきは花蓮酒廠なる酒工場!

2023年夏にオジャマした台中や

バスターミナルで案内マダムに訊くと、その一人は日本語を操った。もらったバス時刻表に乗るべき便をマークし、バスに乗り込んだものの降りたのは海岸であった。
「思ってるバス停と違いますねぇ」
「降りるべきはひとつ手前では…?」
目の前に広がるは花蓮の海。このまま歩いて工場に行ったとてもう閉館時間ゆえ、海岸をしばし愛でようではないか。名物なのか、曇天の夕方にも関わらずたくさんの人がまったりしている。


さて、バスで駅に戻ろか~とバス(行きと同じ二階建てタイプ)に乗ろうとしたら満席で断られる。そんなことあるか?!同じく乗れなかったベトナム青年としばらく次のバスを待つが「タクに乗ろう」ということに。
我々を気遣い「タク代は半分にしよか?」と提案してくれるが3分割とする。結局ひとり100元(≒450円)弱でお宿近くに下車できた。ベトナム青年ありがとう。年のクセにおごらずすまぬな…。
本日のお宿Roaders Hotelは東大門夜市に近い中心地に位置し、何をするにも便利。






これで1,020元(4,939円)はお値打ち価格!さて、散策がてら、本日の晩メシを調達しに東大門夜市に走吧!
旧花蓮駅も街中にあったらしく、線路やオブジェがそこかしこに。





近年は外での食事より宿メシが多くなった老人コロナ隊。これでいいんだ…、いや、これがいいんだ、と井之頭五郎さんの名ゼリフを言ったかどうかは忘れたが、快適なお宿で幸せをかみしめるのだった。
