VIAGGI
ギャフーン!
空腹で夜明け前に起きるというお決まりのパターンで3日目も始まる。
ぱ:「ミヅーラさまはいつもそうおっしゃいますわん」
ミ:「はて、まだ腹が減ってるとも何も言ってませんよ」
カ:「隊員犬ぱむや、それはワタクシのセリフですぅ(哀)」
朝食開始時間に福男のごとく境内ならぬ食堂にダイブするのもいつものコピペだが、今回は朝食付きか確信のないままとりあえず潜入してみる。


本日は鉄道で40分ほどの最終宿泊地ピアチェンツァへアンディアーモ!立体的な造りの駅は改装されてペカペカで、パルマは先進的な都会という印象をしょっぱなから植え付けられる。


ピアチェンツァは当サイトでちょいちょい出てくる某NHK特集『イタリア縦断1200キロ』で登場した『チーズ転がし』なる競技がある街である。文字通りチーズを教会の広場で転がして何らかを競うが、その現場を拝みましょうぞ~ってんで鼻息荒く駅に降り立つも、街は相当な雨に見舞われていた。

駅から15分ほどで予約済みのお宿に到着しドアをノックするが人の気配すらなさそう。
「ミヅーラさま、どういうことですかな?!(疑)」
「ちゃ、ちゃんと予約はしておりますよぉ(焦)」
やっと通じた電話でもう到着した旨を告げると、「すはっ!3分で行く!」とのこと。4分ほどして現れたお姉さんはこれまた昼休みの間家に帰ってたパターンのようで、勘定と部屋の説明をひと通り終えるとまたそそくさと帰って行った。
本日コロナ隊しかいないこのお宿はほんの3部屋くらいで、我々基準だが高いだけあって新しくモダンでゴージャス!元を取るべくずっとここでダラダラしていたいが、先ほどの雨も止んだようなので昼メシがてら街を散策いたしましょう。
そらそうと先ほど『チーズ転がし』の街と紹介したが、ここから遥か北東のヴィチェンツァという街と勘違いしていた。それに気づかず「この広場がそうですかねぇ」などとアホ面こいて話しておった。

足元の悪い中カッポするもテキトーなお食事処が見つからん。
「ミヅーラさまぁ、ンマそうな店がありますぅ」
「パルマでもお見かけしたようなイモ屋ですねぇ。昼はあれにしましょうか」

「カーニボン、今からよろしいでしょうかぁ」
「お供いたしますですよ、ミヅーラさまぁ」
今回の目玉の一つは巨大スペルメルカート『エッセルンガ』へ潜入すること!長らく歩き郊外に出ると、毎日ストリートビューで見ていたエッセルンガさまが前方に!コーナーごとにレーン分けされているのは日本と同じだが、その幅の広さ、そして街なかのカル○ールと違って陳列にやっつけ感がない。


バラマキ土産からお城の備蓄食料まで、いやぁ、買った買った。異国のデカいスーパーはワンダーランドであること新世界(大阪)のごとし。
お宿で小休止をとったあと、今夜のお食事処を偵察がてら再び街をカッポカッポ。「体内をアルコール消毒せねば」ってんで切り売りピッツァ屋でかんぱ~い。

カーニボ調べで潜入したリストランテは我々が最初の客のよう。注文した赤ヴィーノはここでも当然のように発泡性であった。まずは突き出しで出されたマスカルポーネやゴルゴンゾーラを混ぜたディップ、これが濃厚でンマい!
プリモは野菜とひき肉のガルガネッリ(この州の伝統的なパスタ)を各一皿と、セコンドに内陸部でなぜか魚介のフリット、ウサギ肉と付け合わせに北部でよく食されるポレンタを。最後は喰いすぎてゴマつぶ目がよどんできたため、食レスキュー隊長のカーニに援軍を要請。


明日はイタリアを離れる日ですねぇとじみじみしたかどうかは忘れたが、重い腹をかかえお宿へ戻ったコロナ隊であった。

「セーターを新調しちゃいましたわん」