VIAGGI
ギャフーン!
我々にはもったいないくらいのお部屋でゆっくり休息がとれたし、フェイクえりまきの隊員犬ぱむと新たに3名で2日目スタ~トォ~!

ぱ:「カーニ先輩、腹が減って死にそうですわん」
カ:「ぱむはいびきをかいて寝てるとき以外、いつもそう言いますねぇ」
ミ:「ワタクシのお決まりのセリフを取らないでくださいましぃぃ(焦)」
登場人物が増えてセリフが複雑化しているが取りあえず満場一致で腹が減っているので、朝食をいただきにバールへ参りましょう。おや、ちょうど『別のニホンジン』さんたちもメシに出かけるもよう。
「おはようございますぅ。朝メシ喰わせてくださいなぁ」
「ケチって飲まず食わずでここまで来たのはその風体でわかります。ささ、みっともないので中へ」
お宿の朝食券で指定バールのパーネと飲み物が支給されるシステムはイタリアのお宿あるある。ミヅーラさまの大好きな『ホイップが乗っかったカッフェ』は「その券では提供できないぜビンボー人」と断られる。
「はひはともあれ、ヒョコホルネはおいひいでふねハーニフォン~」
「ミフ~ラはまぁ、食べるかひゃべるかどっちかになはいまへぇ~」
「ハフハフ、わんわん~」

朝食を求める客で賑わったバールの雰囲気で、再度「ああ、イタリアに来てるのですねぇ」と幸せな気分に浸ることスーパー銭湯のごとし。
さて、紹介し損じてたが昨晩のお宿、ソファーのある居間やキッチン、ダイニングテーブルまであり自炊も可能。しかもインテリア雑誌から抜け出たようなオサレなしつらえ。名残惜しいがチェックアウトし、『スケさん』の愛称で親しまれるスーツケースをガラガラ引き寒い朝の街に出る。



「カーニボンはカモが好きですねぇ」

本日は列車で2時間ほどのパルマを再訪し、ンマいものをもっさもっさするおしながき。朝9時半の列車でアンディアーモ!


7年前の訪問時に工事をしていた駅は、線路の下にデカいバイパスを通す大胆な造りに変貌を遂げていた。近代的な駅前から一直線の道路を15分ほど歩くと街のチェントロに出る。



予約済みの特に可もなく不可もないお宿にチェックインし、街をカッポしましょう~。
「カーニ先輩、腹が減って死にそうですわん」
「ぱむはお城の床を舐めてるとき以外、いつもそう言いますねぇ」
「またしてもワタクシのセリフが(哀)」
ってんで、今旅の目的のひとつである、前回やみつきになった『Bar Tiffany』というイタリアらしくない店名のバールで、非常にイタリアらしいプロシュット盛りを注文。お飲み物はやはりこの州の名物、ランブルスコ・セッコ !

ランブルスコはいわゆるスパークリング赤ワインだが、地元では『ドルチェ:dolce(甘口)』ではなく『セッコ:secco(辛口)』が主流。以前ミヅーラさまは「secco」と「succo」がゴッチャになり、「辛口ですか」を結果的に「ジュースですか」と店員に訊いた恥ずかしい過去がある。
大謝肉祭のもようは羽コラムでどんぞ~!以前の訪問の様子はコチラから~
みなさま、カーニボンでございます。
またまたやってまいりましたぁ、食の都ことパルマでございます。
というわけで、前回「パルマ盛り」を美味しくいただいたあのお店に再訪問でございます。
前回と違いすんなり席に通されて、早速ご注文といたしましょう。ワタクシはハム盛りを、ミヅーラさまは何やら馬肉サラダ的なものをご注文したようです。さて、待つこと数分、まな板に盛られた憧れのハム盛りがやってまいりましたぁ。

生ハムやらサラミやらチーズもふんだんに盛られており、微炭酸ぶどう酒の相性は抜群でございますなぁ~でございます。
さてさて、ミヅーラさまご注文のサラダですが、タルタルステーキなる大量の生肉が盛られておりましたぁ。焼肉屋でお馴染みのユッケみたいな見た目ですが、ゴマ油ではなくオリーブ油でいただきます。

早速つきだしのパンにonTheリッツ!すはっ、永遠と食べていられそうなおいしさでございますぅぅ。これまた微炭酸ぶどう酒が止まらないですなぁ。いや~ごちそうさまでしたぁ。
後は食あたりにならないことを祈るばかりでございますです。。。

「腹が破裂しそうですよカーニボン~」
「では腹ごなしにバリッラセンターまでお散歩しましょうとも」
バリッラセンターとは日本でもお馴染みのパスタメーカーBarillaが運営するショッピングセンターで、その店舗の少なさと閑散ぶりに涙したものだ。とは言えここのスペルメルカートは広くキレイなうえに、商品のディスプレイに夢があることネズミーランドのごとし。ここでバラマキ土産でも買っときましょう。



再び街をカッポカッポ。ナターレを来月に控え、緑と赤のリボンで飾られた商品や金銀のオーナメントがウィンドウを彩っている。



寒くても喉が渇くってんでバールで小休止。
「すはっ!ミヅーラさまご覧なさいませ、生ビッラですよ!」
バールのTapっぽくない、居酒屋風ビールサーバーが。おっと、これは呑まずにはいられない(『吉田類の酒場放浪記』風)。

陽が暮れるまで街をカッポしていると、一軒のおもちゃ屋で運命の出逢いが。
今後数年に渡りイタリア行脚ミッションのひとつとなる、ミニ日めくりカレンダーがウィンドウに鎮座していたのだ。早速お買い求めなり~!

ホクホク顔でさらにカッポ。ふむ、賑わってるバールがありますなぁ。お食事前の軽く一杯といきましょか~。

なんか呑んで喰ってるだけのようだが、実際そうなのだから仕方ない。観光スポットご紹介なんぞまったくないままに夕食突入~。

ここはまったくもって当たり!賑わいつつ入りやすい雰囲気、外国人がおるも観光地ズレしてないリストランテで、給仕のタイミングもちょうどいい。

赤ヴィーノを注文すると「発泡性のヤツか」と尋ねられる。脂肪分の多いエミリア地方のお料理をさっぱり洗い流してくれるランブルスコは昼飲んだので、通常のにしときましょう。リゾット、インサラータ、パスタ、肉をヴィーノで流し込め~。


ゲフー、喰った喰った。昼から胃袋フル稼働で旅ができることに感謝せねばと話し合ったかどうかは忘れたが、まだ店の灯りが煌々とするにぎやかな通りをいい気分でお宿へ戻った。

「一足先に宴会を始めてますわん」