VIAGGI
ナタ~レ~!
1万8千円とお高いだけに快適な部屋で朝を迎える。と、まだ暗い中、何やら外で車両音が。敷地内を除雪車で雪かき中のようだ。
外に出ようとするもドアが開かぬ!昨夜クセの強いドアに難儀したが、今日も今日とてロックインを喰らい、格闘の末脱出成功。
![昨夜から降り始めた雪でナターレな雰囲気](images/tirolo79.jpg)
![我々のお部屋がこちら~。二階もお宿でしょうかねぇ~](images/tirolo80.jpg)
本日はインスブルックのメルカティーノを巡り、国際列車で最終宿泊地ミュンヘンに戻るおしながき。
ちなみにこのエリア、高台のまばらな住宅地といった感じで、バールの一つもない。昨日のハムやパーネ、朝ビッラで軽い腹ごしらえをば。
![お宿の真ん前にバス停があって便利](images/tirolo81.jpg)
チェックアウトし市街地へアンディアーモ~!バスは現金OKなので地味に使い勝手がいい。インスブルックのバスは、お宿近くのバス停名をGoogleMapなどで調べて、こちらで検索すると時刻表が出るなりよ。
![合掌造りを愛でつつバスを待つ](images/tirolo82.jpg)
![クソ荒い運転で20分ほど、チェントロ到着~](images/tirolo83.jpg)
会場は数か所ありそうなので、まずは旧市街っぽいあたりからアンディアーモ~!
![このゴチャゴチャ感が期待を高めるも](images/tirolo84.jpg)
![ここはメルカティーノ会場ではないんかな?](images/tirolo85.jpg)
![ナゾのまま旧市街ツアーは終わる](images/tirolo86.jpg)
特設なのか常設なのか露店は点在していたが特段ナターレ感はない。お次の会場へアンディアーモ~!
イン橋沿いに川っぺり会場はあった。雪が溶けて足元がすこぶる悪いがまあまあな人出。にしてもオーストリアなのに聞こえるのはイタリア語ばかりですな!
![立派な門がお出迎えの川っぺり会場](images/tirolo89.jpg)
![ンマそうなイモ屋さんでブランチハッピーセットをば](images/tirolo87.jpg)
![フォークをぶっさす仏さん方式](images/tirolo88.jpg)
![川っぺりは寒いがビッラはンマい](images/tirolo91.jpg)
![メリーゴーラウンドもあるでよ~](images/tirolo90.jpg)
ボルツァーノほど規模は大きくないものの、ラクレットも売ってたりしてイベント感がよい。お次はマリア・テレジエン通り会場へアンディアーモ~!
ここは短いプロムナードの中央に屋台を並べたような会場であった。その中でも混んでいるのはグリューヴァインやブルスト屋台のよう。我々もハッピーセットその2を頂かねば。
![拍子抜けするほどこぢんまりしとりやす](images/tirolo92.jpg)
![白ブルストがジューシーでンマい](images/tirolo93.jpg)
![ナターレグッズ屋さんに客が群がってましたぜ](images/tirolo94.jpg)
ひと通りメルカティーノを見て回ると、日曜で店が軒並み閉まってるしすることがない。予定よりちょいと早いがミュンヘン入りしてしまおう。
![駅へ向かいついでに街並み探訪といこう。](images/tirolo95.jpg)
![シャア専用ザクは3倍速いらしいっすよ](images/tirolo96.jpg)
![インスブルック中央駅到着~まず切符を買おう~](images/tirolo97.jpg)
国際列車は2時間に1本ほど。待ち時間に駅のB1にあるスペルメルカートMPREISでオーストリア最後のお買い物をば。都会のド真ん中ながら広く品ぞろえもよく、昨日の晩メシもここで調達。店内のお写真がないのが残念無念。
![混雑してるがソファが快適な駅待合室で水分補給](images/tirolo98.jpg)
あ~さてさて。いつも自由席で余裕で座れてたが、本日乗った列車は運悪く学校行事キッズに占領されていた。インスブルックからミュンヘンまでの2時間立ちんぼを強いられる。
![16時半、帰ってきやしたミュンヘン中央駅~](images/tirolo99.jpg)
常宿のHotel AMBAが満室のため、本日のキャンプ地は中央駅から徒歩5分ほどのAugusten Hotel München。チェックインして立ちんぼの脚をねぎらおう。
![天窓がステキで広さもじゅうぶん!](images/tirolo100.jpg)
![シャワーブースも立派な仕切り](images/tirolo101.jpg)
![1Fロビーには黄金水とヘベレケになれる椅子が](images/tirolo102.jpg)
好立地&これほどキレイなお部屋で€80.10(13,491円)は昨今の欧州ではありがたい方!
「ミュンヘンでは必ずあすこに行かねばなりますまい、隊員たち」
「あすこですね、ワワン」
「はて、どこでしたかな~」
ってんで、初日も訪れたホフブロイハウスに性懲りもなくアンディアーモ~!前は遅くて選択肢が限られていたが、今日は念願の隊員犬用ミニジョッキをゲットするなり~。
![今日はさんぽがてら徒歩で参ろうぞ](images/tirolo103.jpg)
![カールスプラッツの屋台はいつも人だかりですなぁ](images/tirolo104.jpg)
![カールス門をくぐるとマリエン広場に続くノイウハウザー通り](images/tirolo105.jpg)
![賑わってるが日曜なので店は休み](images/tirolo106.jpg)
![荘厳なミュンヘン新市庁舎](images/tirolo107.jpg)
ホフブロイハウスはモチロン今日も大盛況!とりあえず下膳前でも席をキープするのが鉄則で、他人の喰いかけの肉どもを一か所に集め、テーブルを整理しておく。
![まずは駆けつけ一杯。ヴァイツェンのマースがほしい](images/tirolo108.jpg)
![肉を喰らう度胸もカネもないのでソーセージ盛り](images/tirolo109.jpg)
ホフブロイハウスの1階は団体でもないかぎり長テーブルに相席だが、「ひたすら鹿を見た」という奈良訪問経験のあるシアトル民や、何人前も喰うアイダホ民やら、世間話ができて楽しい。ロースト豚は手が出ないが、この雰囲気を味わいたくてミュンヘンに来てしまうなぁ。
さて、いい気分でお宿に戻り、初日にいたく気に入ったレッグとビッラでお宿宴会~
![このレッグで右の頬を殴られたら左の頬もお出しなさい](images/tirolo110.jpg)
明日はミュンヘンのメルカティーノ初日を見てまわり、帰国の途につく。中国経由の3泊6日に比べたらマシだが、もっとゆっくり滞在したいなぁ。「来年の欧州はどこに行きましょうかねぇ」と話し合ったかどうかは忘れたが、気持ちのいい寝床にモゾモゾ入った。