VIAGGI
ナタ~レ~!
1万8千円とお高いだけに快適な部屋で朝を迎える。と、まだ暗い中、何やら外で車両音が。敷地内を除雪車で雪かき中のようだ。
外に出ようとするもドアが開かぬ!昨夜クセの強いドアに難儀したが、今日も今日とてロックインを喰らい、格闘の末脱出成功。
本日はインスブルックのメルカティーノを巡り、国際列車で最終宿泊地ミュンヘンに戻るおしながき。
ちなみにこのエリア、高台のまばらな住宅地といった感じで、バールの一つもない。昨日のハムやパーネ、朝ビッラで軽い腹ごしらえをば。
チェックアウトし市街地へアンディアーモ~!バスは現金OKなので地味に使い勝手がいい。インスブルックのバスは、お宿近くのバス停名をGoogleMapなどで調べて、こちらで検索すると時刻表が出るなりよ。
会場は数か所ありそうなので、まずは旧市街っぽいあたりからアンディアーモ~!
特設なのか常設なのか露店は点在していたが特段ナターレ感はない。お次の会場へアンディアーモ~!
イン橋沿いに川っぺり会場はあった。雪が溶けて足元がすこぶる悪いがまあまあな人出。にしてもオーストリアなのに聞こえるのはイタリア語ばかりですな!
ボルツァーノほど規模は大きくないものの、ラクレットも売ってたりしてイベント感がよい。お次はマリア・テレジエン通り会場へアンディアーモ~!
ここは短いプロムナードの中央に屋台を並べたような会場であった。その中でも混んでいるのはグリューヴァインやブルスト屋台のよう。我々もハッピーセットその2を頂かねば。
ひと通りメルカティーノを見て回ると、日曜で店が軒並み閉まってるしすることがない。予定よりちょいと早いがミュンヘン入りしてしまおう。
国際列車は2時間に1本ほど。待ち時間に駅のB1にあるスペルメルカートMPREISでオーストリア最後のお買い物をば。都会のド真ん中ながら広く品ぞろえもよく、昨日の晩メシもここで調達。店内のお写真がないのが残念無念。
あ~さてさて。いつも自由席で余裕で座れてたが、本日乗った列車は運悪く学校行事キッズに占領されていた。インスブルックからミュンヘンまでの2時間立ちんぼを強いられる。
常宿のHotel AMBAが満室のため、本日のキャンプ地は中央駅から徒歩5分ほどのAugusten Hotel München。チェックインして立ちんぼの脚をねぎらおう。
好立地&これほどキレイなお部屋で€80.10(13,491円)は昨今の欧州ではありがたい方!
「ミュンヘンでは必ずあすこに行かねばなりますまい、隊員たち」
「あすこですね、ワワン」
「はて、どこでしたかな~」
ってんで、初日も訪れたホフブロイハウスに性懲りもなくアンディアーモ~!前は遅くて選択肢が限られていたが、今日は念願の隊員犬用ミニジョッキをゲットするなり~。
ホフブロイハウスはモチロン今日も大盛況!とりあえず下膳前でも席をキープするのが鉄則で、他人の喰いかけの肉どもを一か所に集め、テーブルを整理しておく。
ホフブロイハウスの1階は団体でもないかぎり長テーブルに相席だが、「ひたすら鹿を見た」という奈良訪問経験のあるシアトル民や、何人前も喰うアイダホ民やら、世間話ができて楽しい。ロースト豚は手が出ないが、この雰囲気を味わいたくてミュンヘンに来てしまうなぁ。
さて、いい気分でお宿に戻り、初日にいたく気に入ったレッグとビッラでお宿宴会~
明日はミュンヘンのメルカティーノ初日を見てまわり、帰国の途につく。中国経由の3泊6日に比べたらマシだが、もっとゆっくり滞在したいなぁ。「来年の欧州はどこに行きましょうかねぇ」と話し合ったかどうかは忘れたが、気持ちのいい寝床にモゾモゾ入った。