VIAGGI

PiemonteNovembre 2024

キノコー!!

1年ぶりのイタリア行脚当日、朝6時の関空T2にヤツらの姿があった。マルペンサ空港へは安価な仁川発着の海外発券、関空=仁川間はLCCで補うドケチ隊である。そんなドケチ行程は以下。

  • 11/14 KIX 07:40 -(MM)- 09:45 ICN
  • 11/14 ICN 12:55 -(LH)- 18:45 FRA
  • 11/14 FRA 20:50 -(LH:Air Dolomiti)- 22:05 MXP
  • 11/18 MXP 09:10 -(LH)- 10:35 FRA
  • 11/18 FRA 15:15 -(LH)- 11/19 10:50 ICN
  • 11/19 ICN 15:55 -(TW)- 17:55 KIX
早朝の関空T2は出荷前のPeachで大豊作
早朝の関空T2は出荷前のPeachで大豊作

ちなみにANAマイルはPeachポイントに変換できる。さらにANA Pocketなる移動系ポイ活アプリでマイルを稼ぎ、昨年ルフトハンザ(LH)で獲得分を合わせ今回3,000円の節約。

2時間の空の旅で午前10時にはキムチ王国到着。LHのWebチェックインは毎度ながらのエラーのため、一旦入国しカウンターで搭乗券ゲット、すぐにまた出国。

エアサイドにできたコンビニを表敬訪問
エアサイドにできたコンビニを表敬訪問

GS25で今回の秘密兵器を入手し、アシアナラウンジで本日最初のメシをいただく。

プライオリティパス+スタアラ一門の搭乗券で入室が許される
プライオリティパス+スタアラ一門の搭乗券で入室が許される
大混雑のなか席確保でどうにかメシタイム
大混雑のなか席確保でどうにかメシタイム

シャワーも借りて2時間ほどくつろぎ搭乗ゲートへ。乗り継ぎのフランクフルトまでは欧州旅で昔さんざん乗ったB747!今や保有は当ルフトハンザ・大韓・エアチャイナくらいだそうな。

エンジン4つはやはりかっちょええ
エンジン4つはやはりかっちょええ

満席覚悟だったが、いつも指定する不人気な機体後方は空席がチラホラ。我々もひとり2席ずつ独占!

これからマルペンサまで17時間の旅が始まる。離陸1時間半でまずドリンクサービス、続いて機内食。メシが配られるまでは紙のメニューの匂いでも嗅いで飢えをしのぐ。

とりあえず機内食いただきます
とりあえず機内食いただきます
呑まなやってられまへんわ
呑まなやってられまへんわ

長距離線のお楽しみは消灯時間に機体後方のギャレーで酒&スナックを頂戴することだが、B747のギャレーは前方、しかもカーテンで閉ざされ入りにくい。その代わり後方に水とスナックだけ置いてた(涙)。

着陸前に2回目の機内食をがっつく
着陸前に2回目の機内食をがっつく

エコノミーフルフラットとはいかなかったが、2席占領のハーフフラットで睡眠も充分。そんなこんなでシェンゲン圏入国審査のある乗り継ぎのフランクフルト到着。降機したらまず次のゲートを発着案内板で確認。

当空港はT1とT2で構成され、ルフトハンザはT1利用。巨大空港だけにT1だけでもゲートA~CおよびZがあり、Bなんぞ60番台まである。T2のラウンジでもくろんでた晩メシも乗り継ぎ2時間を切るとどだいムリな話と知る。

乗り継ぎのゲートB2目指して案内板を頼りに進む
乗り継ぎのゲートB2目指して案内板を頼りに進む
途中ナゾな関所を越えひたすら進む
途中ナゾな関所を越えひたすら進む

練り歩いた末に入国審査で無事シェンゲン内へ。その後仁川コンビニで買った秘密兵器がなぜか引っかかるもセキュリティチェックも突破、ゲートB2に到着。

機材はルフトハンザと共同運航のAir Dolomiti
機材はルフトハンザと共同運航のAir Dolomiti

マルペンサ到着が遅いのでここで水くらい入手したいがなんせ空港価格、600円くらいしやがる。機内で配られて部屋にもあるだろうとケチの勘に賭けてみる。給水場用に取っておいた空のペットボトルが虚しい。

沖止めのEmbraer E-195なる珍しい機体
沖止めのEmbraer E-195なる珍しい機体
もくろみどおり命の水は配られやした
もくろみどおり命の水は配られやした

マルペンサ到着まではわずか1時間15分、シェンゲン圏入国が済んでるため秒で到着ロビーに排出された。腸のぜん動運動もこれくらいスムーズであってほしい。

進めー!一気に肛門に向かうのだー!
進めー!一気に肛門に向かうのだー!

さて、イタリアの旅じたくで触れた空港近くのお宿へ向かうため、まずは無料の空港巡回バス乗り場へ。乗り場は空港鉄道駅やシェラトンホテルの辺りなりよ。

者ども、シェラトンさまを目指すのだ
者ども、シェラトンさまを目指すのだ

営業中のフードコートMyChefがあったが、ビッラの値段を見た瞬間今夜の禁酒を悟る。さあ、先を急ごう。

階段やエレベーターでB1に下がりひたすら進む
階段やエレベーターでB1に下がりひたすら進む
Trenord(鉄道)のチケット窓口を左手に外へ出ると
Trenord(鉄道)のチケット窓口を左手に外へ出ると
巡回バス停留所到着~ 24時間運行は誠であった
巡回バス停留所到着~ 24時間運行は誠であった

ここから2つ先のCase Nuoveカーゼ・ヌオーヴェがお宿最寄りのバス停。最寄りといいつつそこから何もない道を10分ほど歩く。無料バス利用者は意外といて、皆不慣れなのか行先を確認し合いつつ乗車する姿がほほえましい。

Case Nuoveファミリーと辺鄙なとこで下車
Case Nuoveファミリーと辺鄙なとこで下車

野犬がグルグルしてる真っ暗な道を想像してたが街燈は多い。バス停近くのHoliday Innに泊まれる財を持つ人々を横目にドケチはさらに奥へ進む。

女子パーティーも歩いてるくらいなので安心
女子パーティーも歩いてるくらいなので安心
@5€のホテル送迎バスがアホくさく感じるほど難なく到着
@5€のホテル送迎バスがアホくさく感じるほど難なく到着

24時間対応のレセプションでチェックイン。こういう時アパートでなくホテルはありがたい。

ちょいとPOPなロビーにはミニバールも併設
ちょいとPOPなロビーにはミニバールも併設
古くもなく床はフローリングで清潔感あり
古くもなく床はフローリングで清潔感あり
無料ペットボトルの水でコーシーもいただけますぞ
無料ペットボトルの水でコーシーもいただけますぞ
海外旅は歯ブラシ持参が常識
海外旅は歯ブラシ持参が常識
排水がショボく水浸しになるのもご愛敬
排水がショボく水浸しになるのもご愛敬

機内食から6時間以上経過しさすがに腹へった。フランクフルトでラウンジメシを喰いそびれたコロナ隊の秘密兵器がコチラ!

エアサイドのコンビニで入手したデカむずびとキムチ!
エアサイドのコンビニで入手したデカむずびとキムチ!

空港価格に辺鄙なお宿。食料調達の最後のチャンスが仁川コンビニだった。コマウォ~と心の中で唱えたかどうかは忘れたが、お宿宴会もない初日おとなしく寝床に入った。